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元彼
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作詞 Mary |
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どうしてだろう マニキュア塗った爪の先
見つめてため息
この前までは あの陽の光みたいに
閉じた隙間から 溢れるくらい
二人の間の 距離と時間と
あの日のあたしの 嘘のせいかな
終わりかけた夏の 匂いのする帰り道で
いつもより近くに あった声も温度もまだ
「忘れてないよ。」なんて言えるのかな?
どうしてだろう 赤い靴の紐結べず
足もと気にして
あの夜までは この空の青みたいに
どこまでもきっと 続くだろうと
二人の間の 距離と時間と
あの日のあたしの 意地のせいかな
終わりかけた冬の 光の射す帰り道で
あの日言うべきだった 心にしまった想いを
「もういらない。」と 影にそっと落とす
終わりかけた夏の 匂いのする帰り道で
いつもより近くに あった声も温度もまだ
「忘れてないよ。」なんて言えないから
「もういらない。」と 嘘ついた今日も
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