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suicides sweet memory
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作詞 汐羅 |
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僕達はいつからか何もかもを信じられなくなって
狂ったように叫んでいたね
「この世界から消してくれ」、と
だけど 世界は意味も無く優しくて
曖昧な言葉だけが僕達を包み込んでいた
「大丈夫」
「君達は生きていける」
「信じなくても別に良い」
他意のない言葉だと分かっていても
何も信じられないのだから 信じられないのは当たり前でしょう?
「彼は立派」
「君は駄目だね」
「あの子は素敵」
「君じゃ認められない」
完璧を目指しても すぐに否定されて
終わる事の無い 連鎖だけが続いて行った
「誰か」と比べられては 「僕」は卑下される
いっそ もっと傷付けてくれば良いのに
そうしたら 全部終われる
この身も この心も 君への想いも
僕を認めてくれなかった世界で 唯一僕を肯定してくれた君へ
どうか 君だけは変わらないでいて欲しい
例え、僕がもう君と逢う事は無くても
その心に僕を焼きつけておいて 忘れないで
狂おしく想い続けてくれ
我が侭だと泣き叫んでも良いよ
その叫びさえも愛している
君が「世界」そのものだったら、最高だったのに
そうすれば
縛られて 自由を無くしても
生きて行けた
最後に一つだけ聴いてくれ
「忘れて良いよ」。
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