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奈落の海
作詞 華 花
懐かしい温もりに 眠らされ
目覚めた時 真っ暗で息苦しい深海にいた

結局 "真実"なんて
容易く ”贋物"と変わってゆくんだ

誰もが踏み止まらない 人込みの中で
雑踏に掻き消された私の声が
叫び潰れて 其処に縛られたまま


膝を抱えて佇んだ 夜明けの光が隙間から差し込む
そのカーテンを開けれたら 一体どんな世界が待っているの?

堕ちる、溺れる 声は泡と化して
昇る、沈む 太陽は月と変化し
染まる、馴染む 空虚の日々が
確かに在る 貴方の存在と化すのなら
走り駆けてゆくわ 例え死海の底までも


貴方の影を追って 辿り着いた
目に見たものは広がる群青の大空
貴方は青い鳥となって 空に融けてゆく

割れる、崩れる 私の仮面が
進む、止まる 二人の境界線
笑う、戯れる 永遠に続く戯歌
確かに在った 貴方と私の日々に戻れるのなら
走り駆けてゆくわ 例え奈落の底でも

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 奈落の海
公開日 2009/11/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 確かに在った
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