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ヒマワリ笑顔
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作詞 華 花 |
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僕が君にむけた、心の笑顔と
君が僕にむけた、心の笑顔は
どっちが本当の笑顔か、だなんて
聞くまでもなかった…
それでも人間は、真実を知りたくて
夢中になって相手に、「笑って」と
求めていたらいつの間にか
君は僕に
哀しい笑顔がむけられた
誰かに優しさを分け合いたくて
愛というものの居心地が知りたくて
悲哀という言葉から逃げたくて
君から逃げていた
君が僕に笑顔をくれるのは
いつも僕を心配するように
僕が落ち込んでいるときには
黙って横で笑ってくれた
僕が泣いているときには
真正面から抱きしめて、すぐ間近で笑ってくれた
僕から笑ったときには
涙まじりの笑顔だった
君の涙は最上級の
太陽にむかうヒマワリの肥糧
君という存在自体がヒマワリだから
ヒマワリは夢中で君を泣かす
僕はヒマワリという存在を憎む
ただ君という存在だけ愛しい
そして、いつのまにか僕は
ヒマワリの花弁を何百枚もむしってた……
僕が、君を傷つけた代償
言わなくとも皆、判るだろう?
僕は この世からなくなったものは
君 と 笑顔 だった
夏が近づいてきた時には
また君は僕を照らす笑顔をくれるんだ
僕はいつも夜は枕をぬらすけど
朝は君の笑顔をいつも見るんだ
君 という 存在は 世界にとって
どんな存在だったのだろう
僕 という 存在は 世界にとって
どんな価値があるのだろう…
その答えが知りたくて
君の心の答えが知りたくて
子供じみた行為だとわかっても
ずっとヒマワリの花弁をむしってた
無価値
有価値
無価値
有価値
無価値
無価値
有価値
心に君の笑う声が届いたよ
心で君が僕を見て笑ったよ
ありがとう ありがとう ありがとう そして
大好き だと
今までずっとむしってゴメンね
でも今度は僕が君に恩を返すよ
前を 向いて 生きて 今日という日を 一生懸命 足掻いて
いつも君を想い 笑う
それは 長くて短い 夏の時
その時だけは二人が笑い会う
ただひっそり 少年はヒマワリと向き合って
ひたすら 泣いて笑った………
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