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「またあした。」
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作詞 アンジョンファン |
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いつもと同じ教室のはずなのに
なぜか今は色褪せて見える
だれ一人いない教室に
あるのは机とイスと名残惜しい心だけ
錆びれた学校
そこに通った3年間
最後の通学路は
いつもよりゆっくり歩いた
これが最後って思うと
なんだか自然にそうなった
最後の教室
ドアを開くと
みんな精一杯笑ってる
まるでそれを思い出にしようとしてるみたいに
友達とこの教室で
馬鹿笑いするのも最後なんだ
そう思ってしまうけれど
今はまだ馬鹿笑いしておこう
泣きたいはずなのは自分も同じ
でもみんな強がってこらえてる
今はまだ泣くのは早いって
まだ悲しくないって思ってる
泣いたらみんな泣いてしまうから
泣いて別れるのはなんだか嫌だから
競って笑って泣いて怒られた日々が
もうすぐ終わってしまう
なんでもない毎日が
記念日だったってことを
今頃気づいたんだ
きっといつの日か笑い話になるんだな
そう考えたら
ないと思ってたはずの思い出が
走馬灯のように
胸に湧きあげって溢れるくらいの
涙がこぼれおちた
それを拭おうとせずに
ただずっと泣いていた
本当は泣きたかったから
今までずっとありがとう
本当に心からそう思うよ
伝えたいけど涙で遮られて
言葉が詰まって伝えられないや
でも分かるよね
3年間も付き合ってきた仲だから
涙で霞んで
みんなを見れなかった
でも分かる
みんなも泣いていたこと
でも分かる
僕が一番泣いていたこと
「さよなら」で別れるのは辛いから
またいつか笑顔で会えることを信じて
「またあした。」
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