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涙雨
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| 作詞 アンジョンファン |
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降りしきる雨が
僕の心に突き刺さる
地面に打ち付ける雨は
跳ね返って僕の服をにじませる
最初から一人だった
孤独から逃げようと
必死に走り回ってきたけれど
結局得たものなんてなかったんだ
そんなとき
ここぞとばかりに
雨が降り
一気に強さを増して
無防備な僕を襲うのだった
家までの足取りは重く
脳裏には常に君がいて
さっきのことを忘れられずにいた
別に振られただけが
僕をこんなにしたわけじゃない
もちろんそれも含まれるけど
今までの人生までもを振り返り
自然と涙と雨が重なったんだ
もう頬を濡らしているのは
雨なのか涙なのかわからない
ただはっきり言えるのは
忘れなきゃいけないものがあるということ
だから忘れないよう
今日のことは。
人生丸ごと忘れるなんて芸当は
到底無理だから
せめて今日だけは忘れよう
心の中でそう思った
前向きになろうと
今から必死になろう
ポジティブになろうと
今から努力しよう
そんなことも思っていたら
雨がやんでいることに気づいたんだ
もう明るい陽射しもさしていて
まるでこれからの僕を応援してるかのようだった
まだ顔には涙の筋があるけれど
これからゆっくり歩いていこう
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