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アダルトBOY
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作詞 憂鬱なマンハッタン |
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とある国道を走行中 ワルそうなセダンが無理矢理 割り込んだ
お礼のハザードも点けずに 速度を上げて僕を置いてった
イラだちが僕の右足に怒鳴った『おもいっきり踏み込め!』
やってやんぜなんて 荒ぶったその時に
白バイ 見つけて あっという間に萎縮しちゃうんだ
馬鹿野郎な上司を見送って ひとりでホステスの鎖骨 思い出して
酔いのせいか妙に興奮して 経済紙の活字でなんとか抑制
「冴えねぇなぁ」って毎晩 呟く家路 そしてレンタルショップへ
AVを借りてストレス発散だ
・・・と、思ったけどレジが可愛い娘なんでやめよう・・・
そうやって僕は今を生きてるんだ 笑いたきゃ笑えばいいんだ
スーツのピエロだ そんでOh Yeah Oh Yeah
そうやって居直るけれど本音は もう玉乗りはやめてぇなぁ
夢は未だ 東京駅に着かず・・・
友の結婚に驚いて 羨ましさ半分 気の毒さ半分
すでに身ごもっているらしい それ聞いて ちょっと気の毒さ増した
最近じゃ母も遠回しで言うんだ『あんたも、いい年頃ね』
いずれ したいが 今はまだ無理だ
受話器の向こう しかめた顔の母が目に浮かぶ
そうやって僕は時を見計らうんだ 馬鹿にしたきゃすればいいんだ
ドラフト並みだ そんでOh Yeah Oh Yeah
そうやって慎重を期してるフリして 女とはまるで無縁だ
姫は未だ 目の前に現れず・・・
ほぼ霞んでる あの日の少年よ
今の僕 どう思うかい?
そっぽ向いて 耳を塞がないで
別にそこまで辛かないよ
余白はまだまだ十分にあるから
希望のレールを胸にひくよ
夢を未だ 諦めてはおらず・・・
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