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存在
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作詞 遊廓 |
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常に前だけ見れればどれだけ 楽な人生になったんだろう
僕はそんなに強くないから 君の事をいつまでも引きずって
何も変化ない毎日の明るい朝の日 袖に手を通す仕草はまるで変わらない
今日もまた一日いつものように 過ごすだけと頭でシュミレーション
このまま一日の最後の夜 そこまで体が覚えている
だけどシュミレーションで感じたこの違和感 どこにも似ていないこの違和感
朝のバスの乗り場での人の数 いつもと同じだけど違和感は消えない
その内不安に溺れるが 周りは何も変わらないように思えて
歩き出した右足が震え止まらない 何かが変わってしまいそうで歩けない
何もかもが嘘に思えてきてめまいがする そういえば「おはよう」のメールがまだ届いてない
常に明るく過ごせたらどれだけ 楽な人生になったんだろう
僕にそんな技術はないから 君の事をいつまでも引きずり
何もかもが全て順調だった僕の人生 だけどそれも今じゃ過去になろうとして
まるで世界が全てひっくり返ったかの様 僕の中じゃそれなりに決心して
君の口から聞くまでは信じたくない この違和感だけでは解りきれない
その内君からの今日はじめてのメールが怖くなり 来ない事をただひたすら願ってみて
だけど君からのメールはやはり届いて 行き場の無い不安がただ立ち込めて
軽く携帯を触るが開けれない 不安が孤独がくるかと思うと目を塞ぎたい
君の口から直接聞くまで それまではなんとか希望にすがるが
やはり結果は全て同じで 僕は君の別れを受け入れて
深紅の夕焼けが綺麗過ぎて 僕を励まして 歩き出す勇気をくれるのかい
いずれ闇が侵食を始めて 僕を励まして くれた君の姿はもうない
君の心はもう読めなくなり これぐらいで凹んでちゃ生きていけない
だけどやっぱり僕がこれまで落ち込むって事は 凄く君を凄い存在って思っていたり
強い心を持ちたいが持てない今の僕に怒りを握り締め
ほらまた 今のうちに走り出して振り切らなきゃいけないのに歩き疲れた足を止める
引きずり 引きずり いつまで引きずり? 君の事を愛してたのは確かなのに
常に前だけ見れればどれだけ 楽な人生になったんだろう
僕の心は折れ曲がり今も まっすぐにならないまま堕ちる
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