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少女の檻
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作詞 英也(HIDEYA) |
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冷たい雨に打たれながら・・・ 彼女は何を思うのか・・・?
行交う人々の中を・・・ 当てもなく彷徨いながら・・・
初めてその人を見たのは いつだっただろう?
遠い遠い記憶の片隅に 僅かに残っている
その少女はいつも 無表情だった気がする
悲しみを隠したような そんな雰囲気がした
一人きりでいつもいたよね 僕は話しかけられずにいた
とても美しい人でした でも少し怖かった気がした
どうしていつも少女は 悲しそうな顔なんだろう?
どうしていつも僕は 彼女を怖がっていたの?
少女はまるで檻の中で 自由を奪われたような
そんな感じがしていた 昔の僕と重なった
名前も知らない少女は とても神秘的で
僕の瞳を奪っていったね 僕も知らないうちに
まるで昔の僕が そこにいたような気がしたから?
何も分からないけれど 僕は少女を見てた
まだ思い出せないけれど 僕は彼女を知っていた
初めて会ったような気は 全くしなかったけれども
話すことを拒んでいた 何故かも分からないままに
ただこんな気がしたんだ 何かを失うからだと
少女は僕に気付かないまま どこかにまた消えていった
僕は追いかけることも 拒んでそのまま立ち去った
まるで僕も檻の中にいるような気がした・・・
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