|
|
|
ある夏の終わりのこと
|
作詞 少年R |
|
A
空が吸い込んでいた 色だけ白い煙は
健気に見つめる 少年の澄んだ
瞳さえも濁しそう
B
やがて地球(ほし)は泣き始めた
傘に隠れた少年も 泣いていた
S
これがある夏の終わりのこと
目を閉じて浮かぶその画(え)の
続きを僕は 知っているのに
思い出せない? 思い出さない
痛みに泣くのさ ゆがんだ心が
A
熾烈な天変地異 命が果ててゆく音
この地球(ほし)があげる 悲痛の叫びが
どこかに混ざっていそう
B
今日も地球(ほし)は泣き始めた
その泣き声に包まれて 目を閉じる
S
まぶたの裏に浮かぶ景色に
あの少年の後姿
泣いてこっちを 振り返るまで、
次のシーンまで あともう少し
これから自分が 今更だとしても
C
"悔いのないように 生き続けてよ
僕らの未来を 奪うんならね"
少年の言葉から 夏のあの日から
ずっと逃げてきた もう十分さ
S
僕たちはこの地球(ほし)の命も
子供達の未来も全部
食いつぶしながらも生きている
誰だってほら 気づいてるはず
何から始めよう 今更だとしても
|
|
|