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綺麗な砂
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作詞 Ysk |
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滑り落ちる砂は静かに
この気持ちの寿命を告げる 「後三分。」
ひっくり返せばまた元に戻るんでしょう?
過ぎた時間の重さなんて知らない
覚えるのは流れ出した嬉しさだけでいい
皮一枚で繋がる一秒先
綺麗な砂は落ち続け 「後二分。」
盛りを過ぎた?峠を越えた?
重力を憎んでも速さは増すばかり
続くのは新鮮味のない下り道
静かな警報が鳴り始めても
既に周りなんて見えない 「後一分。」
万事の果てはこんなに静か
綺麗な砂に罪はない
天性の職務を果たしただけ
砂の中の心を掘り出す労力も
もう一度終りを見る勇気もない
もうひっくり返さない
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