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PAST
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| 作詞 Ysk |
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あなたはただ笑って
「何も知らない」と笑って
あたしに現実を突きつける
あたしも
「何も知らない」と笑って
平然と横を通り過ぎる事しか
悩みなんて無いとはしゃぐ事しか
出来なかった
そんなあたしを見てあなたは
もっと辛い現実を突きつける
あなたはあたしを思い出す代わりに
あの娘を想って泣いているのね
あの娘には優しい夢を与えるのね
『辛い現実なんてあいつに任せて
俺達は夢に笑っていよう』って
あたしに言っているみたい
あたしは如何して愛してると思ったんだ？
誰かを愛して其れが報われて毎日毎日笑えて
一日でも夢が叶って
あなたは何で現実を見ないの？
【初心忘ルベカラズ】
自分だけ甘い世界で生きようったって
そうはいかないのが我等の生きる浮世
そんなに幸せだと生きている気がしないでしょ？
忘れ行く思い出を泣きながら噛み締めるより
目の前の存在を認めながら笑う方が
未来にしては上出来。でしょ？
あなたを愛した。遠い昔に
濡れた頬から鎖骨に愛しく触れた指を
あたしは忘れない
あたしの肩の荷の重さを分かってくれて
そっと背中に回した優しい腕を
素敵なところを沢山持っていたあなたを
あたしは愛していた。無性に
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