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薔薇の花束
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作詞 Ysk |
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少し痩せ細った彼の方への想いの中心
硬い何かに包まれたままだったから惜し気もなく潰しました
硬いモノを硬いモノで叩き潰すのは
とてもとても力や勇気が要るので
自然消滅を願ったけれどそんなに甘くはなかった
『雑草は抜かないと』そんな教えの哀れな末裔よ
死水をあげるからこの先の事は心配しなくて良い
何処かで迷ったり何かに誘惑されたりしない様に
行くべき場所へちゃんと導いてあげるから
幸せに、少しでも幸せになりたいと思うなら
君の未来は連れられるだけの浅はかなモノになるだろう
甘い言葉は要らないよね?
君なら醒める事くらい簡単だよね?
朝飯前の仕事は夜寝る前に片付けてみせてよ
君へのあたしの考え方をガラリと変えるチャンスなんだよ
・・・君は本当に勿体無い事をするんだね
あの頃から何も変わらない
硬いモノを叩き潰した後の腕は
達成感に?それとも重みにか?震えている
君も頑張って耐えてみせたんだよね
自分を犠牲にしてまで格好良いよ
そんな君には花束を
君の鮮やかな血とあたしの素敵な憎悪の棘で綺麗に咲いた
真っ赤で大きな薔薇の花束
是非とも貰って愛憎の花
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