|
 |
|
希望の光
|
| 作詞 心菜 |
|
今君が立ち止まっている
その場所の目の前には
何が見える？
絶望という名の景色
立ちはだかる大きな壁
真っ黒に染まった深い闇
そこでずっと
立ち止まっている君に
希望は見える？
一筋の優しい光が
心温まる安らぎの光が
そこから見える？
仮に見えていたとしても
それはたった一瞬の光
すぐにでも簡単に消えてしまうような
とても安っぽくて弱々しいもの
「誰も手をさしのべてくれない
誰も力をかしてくれない」
そんなことばかり言って
そこで立ち止まり続ける君は
一体何を待っているの？
優しい人間の心の手？
温かくて心強い希望？
闇の中を照らす光？
でもね
この世の中は君が思うほど単純に
簡単に作られてはいないんだよ
自分から動こうとせずに
努力をしようともせずに
ただそこに立ち止まり続けるだけの君には
何も 与えてはくれないんだ
自惚れるな 期待するな
努力もしない奴に
降り注いでくれるような優しいものは
この世の中にはない
仮にそれを見たとしても
それは偽りの姿
その正体は全くの悪だ
光を 希望を
見つけたいのならば
闇を 暗闇を
抜け出したいのならば
手探りでもいい 前へ進め
転んでもいい 立ち上がれ
泣き叫んでもいい ひたすら探せ
君だけの希望の光を
進んでみれば
意外にもその暗闇は
小さなものかもしれない
すぐそばに温かい光が
あるのかもしれない
誰かの優しく心強い手が
あり続けていたのかもしれない
ひたすら前へ進まなければ
転び立ち上がらなければ
泣きながら探さなければ
見えないものがあるんだ
傷を負わなければ
目が涙で霞まなければ
汗だくになるまで
その手足を動かさなければ
気付けないものがあるんだ
強くなりたいという意志をもて
自分自身の心の叫びを聴け
悪の囁きに惑わされるな
ただ一心に自分を信じて
ただまっすぐに前へ進め
そうすれば
君にもきっと見つかる
君だけの
大きくて強く 温かく心地よい
真の 希望の光が
|
|
|
