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夏道
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作詞 テンテン |
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道路工事の途中デコボコの道照らす夜の外灯
僕もまだこんな道の上ぼんやりと
小さな明かりだけ失くさないように歩いてる
そびえ立つ真新しいマンションの上
雲に霞んだ月を見上げた
流されてゆくこと 消えてゆくこと
どっちを選べば楽なんだろうかなんて
虚しいだけの問い掛けに消えた月
不安や戸惑いは何処を辿っても
誰を頼ってもきっとあるだろうけど
゙自分を生きる″ことがこんなに難しい
゙たったそれだけ″に気付いたら
もう何処へも行けない気がして恐くなった
夏虫が記憶の隙間で鳴いて
振り返れば涙が頬を伝って
決して戻れない時を揺らす
不安定なこの道を進むしかないんだよ
今暗闇の中目に映るか細い線
命綱のように見えて駆け出した
何もない夜へ 何もない朝を迎えに
生温い風と夏虫と崩れそうな足元に
まだ終わらない季節だけ感じながら
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