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彼岸花
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作詞 夢那 沁 |
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眼を開けると眩しい光
それと・・・
大好きな君の笑顔
忘れたことは無いよ
あの日から一度も君のことを・・・
毎日、毎日、君と手をつないで歩いた道
9月になると楽しみにしていた花が咲く
その花の名前は・・「彼岸花」
こんな所に咲くなんて珍しいなんて言いながら、
二人でその花を見つめていた
その花は毎年咲くようになり、私達も毎年見に行っていた
いつしか私達は結ばれ、付き合うきっかけもその花のおかげ
そして今年もその花をまた見に行く
綺麗に咲いていて思わず微笑んだ
ねぇ、彼岸花の花言葉、知ってる・・?
知らないけど・・。何?教えてよ。
花言葉はね・・。「悲しい思い出」と・・
と・・・?
内緒。
・・?何で?
また今度っ!教えてあげるよ。
次の日、君が倒れたって、おばさんからの電話
何で?あんなに元気だったのに・・!!
頬を伝う涙も拭かず、君の元へと向かった
けれど、すでに遅かった
お願いだからもう一度眼を開けてよ・・!
一人にしないで・・・!!
ねぇ・・・!!
ね・・ぇ・・・・・
声も枯れ、ただ時間が過ぎていく
今回だけ・・今回だけだよ?
君はいつも答えを考えないんだから・・・
花言葉・・教えてあげる・・
彼岸花の花言葉・・・
「悲しい思い出」
と、
「想うはあなた一人」
時間がかかるけど、何十年とかかるけど、
私が君の元へ行ったとき、
あの時みたいにまた
笑ってよ・・?
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