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華の宴
作詞 miho
暗く淀んだ過去が こっちへおいでと手招いている 
振り返れば其処に 絡め捕られた私がいた
息を潜め声をころして 背中を丸め膝を抱えた 
好奇の視線に晒されて 凍てついた空気が肌を刺す
紅いすじを幾重にも描いて 癒えても痕をのこす 
心の奥底に蔓延る 不安が恐怖に変わる瞬間 

如何して私の胸には 罪だという華があるの 
開花しない ほころびがあるの
私を繋ぎとめている 全てを絶ちきって欲しい 
この無情なる場所で ただ終焉を願っている

濁り沈んだ記憶が こっちへおいでと誘っている 
前を向けば其処に 錆びついた私を観ている
純粋な思いは最後に 背中を押して落とされた 
畏怖の視線が掠め取る 跡形もなく否定されても
紅いすじが覚えている痛み 癒えても痕をのこし 
醜悪の根源つきつめ 意識が闇へ呑まれる瞬間

如何して私の身体に 大輪の華咲いているの 
開花して ほころびを埋めたの
私を擁いて眠る 貴方の存在が大きく 
この無情なる場所が ただ愛おしいものになった

もしも叶うなら せめてこの至福の時を 
もしも叶うなら 傍で温めて 貴方を心から感じていたい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 華の宴
公開日 2009/10/01
ジャンル その他
カテゴリ 恋愛
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