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雲が晴れたら...
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作詞 江藤淳志 |
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朝起きたら窓辺に見えるうす暗い空
太陽が見えない朝は気分がイマイチ
朝ご飯食べて玄関を開けてみたら
心にも体にも伝わる冷たい風が来る
コートを羽織っても伝わってくる冷たさに
一度は苛立ちを覚えたものの
すぐにそんな感情も消えていき
ただ晴れてこないかなと思ってしまう
曇りの日がこんなにも空しいと思わなかった
昔は雨が降ってくるのが楽しみでしょうがなかったけど
今の僕は日の光が自分のことを照らしてくれるのを
ただただ願う 雲が晴れたらいいなぁ...
喫茶店で紅茶を飲んでいるときも曇り
曇りの空を見ながらの紅茶はイマイチ
いつもなら晴れの空を見ながら飲んでいるから
今日は僕にも紅茶にも悪い日だよ
紅茶を飲んでいると体は温かいけど
やっぱり何か足りない気がする
でもそんなの気のせいだと思い
ゆっくりとした足取りで店を出て行く
気がついたら水平線が見える浜辺にいた
いつもなら夕日が見える時間帯だ
少し散歩してみてもやっぱり
冷たい潮風しかこないのさ...
海のざわめきが耳に入ってきて
少し目を閉じて聞いたものの
なにかやっぱり足りない気がして
また晴れてこないかなと思ってしまう
曇りの日がこんなにも哀しいと思わなかった
昔は太陽が出てこなくてよかったと思ったけど
今の僕は太陽の光を浴びたいと
ただただ願う うす暗い空の下で
晴れの日がこんなにも待ち遠しいと思わなかった
昔は眩しくて目を開けられないのが嫌だったけど
今の僕は太陽の光に照らされたいと
ただただ願う 雲が晴れたらいいなぁ...
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