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さかいめ
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作詞 Rizz |
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それなりの理由があって だけど聞きたくはなくて
僕だけ伝えるのは一方通行だと 分かってはいるけど
既成の「誰より愛してる」の印
そんなものがあるから不安になるんだ
何気なく押したりしないでよ 本当にそんなに好いてくれてるの
どんなに辛くても どんなに叫びたくても
自分の中に全部全部飲み込んでしまう あなた だから
全部曝け出してくれていいよ 全部ぶつけて欲しいんだよ
間の塀の上跳び越して繕い笑ったりしないで欲しいんだよ
全部出したくないと言うなら 無理に引っ張ったりはしないけど
もし躊躇しているだけなんだったら 塀壊して来て欲しいんだよ
昔は純粋な子供だったね
何も考えず好き合っていられた
何も分かっちゃいなかったけど あれはあれで幸せの形かな
どんなに望んでも どんなに羨んでも
もう二度と絶対絶対戻れやしないと 知っているんだ
僕に曝け出してくれていいよ 全部ぶつけて欲しいんだよ
塀で出来た影や裏を見て見ぬ振りして避けたりはしたくないんだって
僕は他の誰よりずっと 君の近くに居たいだけだよ
もしこれきりにしたいんだったら 虚光に溶けて消えるしかないんだよ
僕の心の半分なら 君にあげるよ あげたいよ
なんにも怖くなんてないさ 僕が君で君が僕になれるなら
だけど一つだけ怖いのは 弾かれて沼の底に沈む光景
宙ぶらりんのその足元が 土でも人でもないことだよ
全部曝け出してくれていいよ 全部ぶつけて欲しいんだよ
間の塀が一つずつ低くなってやがて白線までこぎ付けたら
その線を僕がしっかりと 足で消し去ってしまいたいよ
そうしたら僕はようやく君に 心から言えると誓えるよ
愛してるを伝えたい
愛してると伝えたい
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