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宝者
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作詞 かにわさび |
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初めて君を車に乗せて山を登ったあの日が
昔のように思えるのは僕だけか
夜景を期待して行ったものの散々迷って朝になって
次会える日を指折り数えた
今こうして僕に向かって
堂々と泣いて
今こうして僕に向かって
堂々と拗ねる
愛おしい君よ
いつか毎朝僕の横に居て
君が寂しい時も寂しくない時も僕は傍にいるよ
たとえ錆びついた鎖で手足を締め付けられたとしても
この街がくれたただ一つの宝物
ずっとずっと離さない
へこんだ時はいつも
笑い飛ばせる力が二人にはなくて
土の中に潜り込んだモグラのように
太陽さえ見えないところがあるね
だけどいつの間にか孤独の暗闇に
そっと小さな光を照らす君がいる
今こうして僕に向かって
堂々と笑って
今こうして僕に向かって
堂々と叱る
愛おしい君よ
歳を老いても一生一緒にいてくれないか
心が向かう場所へと手を繋いで羽ばたこう
羽根の使い方が分からないなら
この手をしっかり握っておくんだよ
この街がくれたただ一つの宝物
ずっとずっとずっと...
君色に染まろうなんて思ったことはないけれど
未来のヒーローとお姫様に染められそうだ
偉大な命に僕も愛を注ぎたい
だから染められてもいいや
君が寂しい時も寂しくない時も僕は傍にいるよ
たとえ錆びついた鎖で手足を締め付けられても
この街がくれたただ一つの宝物
ずっとずっと離さない
この街がくれたただ一つの宝物
ずっとずっと愛してる...
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