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誰も知らない話
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作詞 もやしっこ |
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僕のことを好きという君
それだけで 僕は幸せだった
君のことを好きといえない僕
実は恥ずかしくて 言えないだけなんだ
僕は 嫌いな人とは一緒にいないのに
君は 自分が嫌われてると思ってた
たぶん違ったんだ 君と僕の「好き」が
「愛」の意味も たぶん違ったんだ
君は 僕のことを「純粋」だという
僕は 僕のことを「汚い」と思ってた
だって 僕は傷つくのが怖くて
「キレイ」な人のマネをしてただけ
僕は 僕の「汚い」部分を
君に 全部受け取らせてただけ
僕に 告白したのは君
僕に 別れを告げたのも君
僕に キスをしたいといったのも君
僕に ぬくもりをくれたのも君
僕は何もしなかった ふりかえると なにもなかった
君は辛くなったんだ 分かってたのに 救えなかった
ヘタレの僕は 純情ぶって
何も分からないふりをして
涙も見ないようにして
君の心も知ろうとしないで
全部 全部 君のせいにしたんだ
友達に 訳の分からない同情をしてもらって
君は 悪者扱いされて
でも 僕は「合わなかっただけ」としか言えなかった
僕は 「とても いい奴だよ」って言いたかったのに
「汚い」僕は また僕を守って 守りきっていた…
ごめんとしか いいようがなくて
でも そんな言葉で清算できるほど 軽くもなくて
僕は 僕のことを 愛してくれてる人でさえ
僕は 幸せにすることができなかった
僕は 人 一人幸せにすることもできない
人間なんです
なんにもできないんです
だから 君が悪いんじゃないよ
君が 悩むことなんてなにもない
もう変な男を 好きになったらダメだよ
君はそんなにも いい人じゃないか
だから 今度は 君を幸せにできる人を好きになって
そして僕のことは 忘れてください
ムシがよくて ごめん…
今まで ありがとう
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