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二人だけの約束事
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作詞 もやしっこ |
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この世で一番愛しい
命の持ち主の君を失った日から
この世は声色を変えた。
僕が君の手を
ぎゅっと
握っていれたら
君を失ってしまうことはなかった。
僕だけが分かってたはずなのに
君を守れるのは僕だけなのに
なのにどうして
なんではなしてしまったんだ
あれが最後の君のぬくもりだったのに
あれが最後の
君の後ろ姿だったのに
いつも心にひっかかってる問いがある
君を殺したのは僕?
あの時走りよって
もう一度手を握りかえせば…
君を失った世界が今までと違って見えるのは
まぶたに溢れる涙のせい?
それとも
世界が僕に怒っているの?
分かったことは色素が少なくなったこと
愛を失った体が
生きることを拒絶する
このまま君の世界に行きたい
なにもいらないから
泣いたら
君が戻ってくる気がした
願ったら 過去に戻ってやりなおせる気がした
君を失ってから
僕はようやく分かったよ
君は僕に
命の大切さ 尊さ 愛しさを
教え
この世に 光を 希望を 溢れるほどの愛を
造ってくれた
だからかなぁ
君と出会ってから
心から生きたい 生きていたいと思えた
大嫌いで生きていてもいい事なんてない
と思っていた世界を大好きと
思えるようになった
君は神様だったのかって
一瞬思った
だけど違うよね
君は普通の
か弱い 小さな命
だから僕は君を愛せたんだ
もしも
願いが一生に一個だけ叶うのならば
もう一度ぎゅっとさせて
君が僕に一番分かってほしかったこと
君の分まで僕は生きるよ
ほんとうにありがとう
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