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one pair
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作詞 もやしっこ |
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君が1個 優しさをくれたなら
僕は10個 優しさをあげるよ
でも 溢れた9個の優しさが
君の負担になって泣いてしまった
押しつける優しさの本当の名前は
一体なんだというのだろうか
その名が悲しい意味を
持っているものならば
9個の優しさは
生まれてこないほうが
幸せだったのかな
でもそんな器用に
イコールの優しさなんて
できやしないから
僕らは
溢れた優しさのペアを
生んであげるんだ
そうすれば
9個の優しさは
胸を張ることができるから
ペアになって
余らなくなって
お互い生むことを
忘れてしまって
たまに出したとしても
優しさが足りなくなって
優しさはペアを
探し続けるの
もうペアを組めることはないって
分かってたって
待ってしまうんだ
あの優しさの名前が
思い出にならないように
でもそう想って生まれた優しさは
押し付けた優しさ
だからもう散らばって落とした
優しさのペアを集めることしか
僕にはできやしないから
それらを黙って
思い出にすることしか
僕にはもう
できることはないから
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