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犬の歌
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作詞 変態戦隊クサインジャー |
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何時もと違う散歩道
嬉しくてはしゃいだ 馬鹿な俺
先の事など 予想も付くか
疑う気など 全く無かった
そこに居る様言われて
その場立ち去る飼い主
何日も待ち続けた
彼は二度と来なかった
今になって やっと判った
「俺は捨てられた」
悲しみなんかに打ちひしがれてはいけない
俺はこの先も生きなくてはならないんだ
深い深い森の中 独りでも生きていく
縛られてなんかいない 自由になったんだから
明日の陽が俺照らす 淡くなる空仰げば
未来が手を差し伸べる そんな気がした…。
飼いならされた玩具は
誰かの手頼りに生きるもの
所詮俺も 玩具だった
何もが 上手く行かない…
獲物なんか狩れやしねぇ
崖に落ちるわ 雨打たれ
次第に弱るこの体
立てる力も 失った
躰中が爆発繰り返す
死にたくなんか無いのに
絶望なんかするか 生きてやると言った筈
なのに体が動かない 悔しい、苦しい!
あぁ
東の陽が俺照らす 淡くなる空仰げば
この蒼の中 朽ちるのも悪くないかも知れない
だけど人間よこの歌が 聞こえるなら判ってくれ
俺はこれ以上同じ奴を 増やすのは望まない
愛すなら最期まで 見届けてやってくれ
軽い想いで命見放すのは それこそ救われない
人間よこの歌が聞こえるなら判ってくれ…
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