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愛・二章
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作詞 紫乃京 裕尉 |
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君のことばかり思う 時はもう終わったはず
僕は僕のために 今日も過ごしていたよ
急に鳴り出した電話 非通知に予感したよ
君のワガママに 逃げ道はない
優しすぎると涙の目でにらんだ
君の方だよ 悲しみを運んだの
好きなだけで 僕を求めたくせに
さよならで嫌いになれる 君が不思議だった
思い出なら 君だけのものじゃない
思うように 動かされても 辛くなるだけだよ
腕時計はずしたような 自由さを感じたんだ
君がいなくなって 少し経った頃から
「過去を透明に出来る魔法、知りたいね」なんて
君の曇った声 夜風に聞いた
あの頃よりも冷たさ演じるのは
二人の距離に 気づいてほしいから
好きなだけで 何が変わるのだろう
さよならで 二人に何が変えられたのだろう
だけど君を 僕は許しているよ
2分後は 愛になりそうな 言葉を探して
手の平にかかる複雑な重さは
愛には軽く 友情には重すぎる
もしもここで 僕のこの指先で
この時を 電話を 君を 断ち切れるのならば
だけど君を 僕は許しているよ
「じゃあ また」と投げかけたのは 僕の罪だった
好きなだけで 何が変わるのだろう
さよならで 二人に何が変えられたのだろう
だけど君を 僕は許しているよ
2分後は 愛になりそうな 言葉を探して
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