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言の葉 〜君へ〜
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作詞 月夜 |
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雨上がり 並木道 君の横 並んで歩く
その場所は 手の届かない場所
生きるために何が必要なのか
奪い合ったり 騙しあったり 殺しあったり
信じて すがり付いて 傷ついて
大事なものがいくつもあった
聞いた事のある懐かしい声 暖かかったぬくもり
かけがえの無いもの ひとつひとつ どこかに落として ここまで来た
永久に 取りもどせないもの 引き返せない時間
あの月もあの星もはるか遠く手の届かない場所にある
愛 夢 希望 人 幻 永遠 時 空 海 月 風 大地 アレから僕は何を待っているんだろう
転んでは起き上がり泣いてはまた笑って
人はどんな風に生きていけばこれ以上誰も傷つかずに生きていけるんだろう
目にも留まらない速度で世界は明日へと向かう 何も無かったかのように世界は昨日を消していく
作り笑いをするたびに 心をすり減らしていく
変わる景色に迷うときかすかな音が目印になる 消える景色のその中に取り残されて凛と響く鐘の音
誰も気づかない 耳をすまして目を凝らして 僕らは嫌でも明日を向かえ いつかは昨日を忘れて
「明日は今日?」
疲れた心を癒す
君の声が温かくて優しすぎて
悲しみがそっと胸にこみ上げる
涙で心のともし火を消して 今宵
たった一片の言の葉に込めた僕の想い
救い上げて心の隅において
「命を生きる」
ありがとう ごねんね さよなら
伝えたかった言葉 響く旋律 砕け散った音
でも まだ歩いていける
生きて 色あせる思い出 心 忘れない 君の笑顔
小さな君の手
雪の白さ 夕暮れ 虹 朝焼け 木漏れ日 君。
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