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あぁ やきそば
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作詞 小翼上夢 |
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学生の頃 テレビで見た
美味いやきそば屋がどっかにあると
場所は東京都 俺も東京都
きっとすぐ近くにあるに違いない
学校帰り 夕暮れ間近
どっかで見たことがあるよな風景
そうだ!ここがあのやきそば屋だ!勇気振り絞り暖簾くぐっちゃえ!
店の中はナゼか甘い香り
奥からは中年のおばちゃん
「イラ〜ッシャイ」の言葉と同時に 「やきそばを一つ…」
食べてみてホントに驚いたよ
どこか懐かしいこの味
おばちゃんもとても優しくて
ナミダが一粒コボレタ
毎週のように 足運ぶ日々
毎日は無理でも通い続ける
周りのダチに 伝え行く意味
少しでも多くの人に広めたい
半年が経ち 大雪の日に
いつものように寄り道あのやきそば屋に
今日も食べるんだあのやきそばを!もうあの味無しじゃ生きて行けない!
店の中はいつも甘い香り
奥からは変わらないおばちゃん
「イラ〜ッシャイ」の言葉と同時に 「やきそばを一つ!」
「今日からはやきそばはおやすみ」
目の前の冷たい現実
「やきそばの旬は春から秋なの」
トリビアがヒトツ増えた
また時が経ち もうすぐ真夏
今まで我慢したあのやきそば
冬の間は やきそば食えず
焼きうどんでしのいだこのベロシタ
外はギラギラ セミの声ミンミン
やっとやってきたぜやきそばシーズン!
今日だ!俺のやきそば解禁日!苦しくなっても食べ続けてやる!
店の中は今日も甘い香り
暑そうな格好のおばちゃん
「イラ〜ッシャイ」の言葉と同時に 「やきそばを三つ!!」
「いつもいつも本当にありがと。やきそばが大好きなのね。
でもウチの本当の商品は…かき氷なの」
店の中はナゼか甘い香り
この香りはシロップだった
イチゴメロンレモンにブル〜ハワイ シロップだらけ
一年間通いつづけても知らなかった
メニューは全部かき氷
ショックで箸を落として一言
「ぶるぅ〜はわいヒトツ…」
ナミダが一粒コボレタ…
でもまた来るよ やきそば食べに♪
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