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心の小鳥 満ちる空
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作詞 真羽 |
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小さな窓辺から覗く狭い空
そこから飛び出せない私の胸に棲む小鳥
日がいくつも昇るたび小鳥はどんどん病んでいく
空っぽの心の中で
小鳥の鳴き声が弱々しく響き続ける
『出して』と聴こえる悲鳴に似たその声に
分かっていても見ぬ振りをし続けていた
治まることの無いその悲痛の叫びは
私を共鳴の渦に巻き込み
自分の変わりに涙を流させる
あの狭い空は本当は無限に広がっているのに
私のせいで大空に飛び立てない小鳥
どんなにその小鳥を哀れんでみても
虚しさを与えてしまうだけ
私の心が生み出した小鳥
もうすぐ全ての羽がもがれてしまうその前に
きっと此処から抜け出して
あなたを救い出す鳥かごの鍵を掴み取り
この満ち溢れる光の空に
優しくこの胸から解き放とう
あなたの居た日々はきっと無意味ではないと信じて
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