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Dark and Red
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作詞 真羽 |
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何時もこの心は闇に囚われ続けている
抜け出そうと必死にもがいていても
その度にもう一人の私≠ェこの胸の奥底で目覚め
逃げる事を許さずそこに縛りつけて離さないで居た
どうしたら逃れられるの?
このまま私は終わって逝くの?
太陽に支配されるまでの闇夜の時
夢から覚めずにこのまま眠り姫にして欲しい
今も鳴り響き続ける寂しさの鐘の音
錆びついた心を焼く儚い瞬間
……それがまだこの世に居るという証拠の音
私がこの世界から消えれば聴こえなくなる?
鮮やかな赤が今はこんなに恋しいの
お願い白い布切れなんか巻きつけないで
流れ続ける私の赤い涙に蓋をしないで
こうでもしないと私は本当に壊れてしまう
瞳から流れる透明な血ではもう足りないから
今はこの赤い世界に浸らせていて
この暗闇と赤で彩られた私の世界
その境界線を今すぐにでも渡ってしまいそう
だけど私は今日も朝をただ待っている
暗闇から現れる唯一の光の誕生を見たいから
……このあふれる光の下にまた照らされたいから……
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