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モノクロ花火。
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作詞 香華 |
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夜空にキラリ
少し霞んで見えるのは
雲のせいだけじゃないみたい
花火がキラリ
あなたの顔浮かんだのは
去年と何かが違うから
星が出てたはずの空
夜店のせいで見えなくなった
静かだった広場
人ごみのせいでにぎやかに
一斉に上を見上げて
華やかに咲いてはすぐ散っていく
あまりにも儚い花々を
みんなみんなキレイという
夜空にキラリ
思わず目を奪われた
音がするたびに強く握った
暖かい手の温もりももうないね
花火がキラリ
流れ星のように落ちてった
一瞬の幸せも悲しみも
余韻となって消えてった
風で流されていった火花
遠くへいってしまった思い出
2人寄り添い見上げた夜空
モノクロとなっていく風景
夜の花に目を奪われてる中
こっそりとキスを交わした2人
恥ずかしそうに笑った顔を照らす
ラストを飾る金色の花火―…
夜空にキラリ
この手で掴むこともできない
ゆっくりと消えてく光に
頬をつたう涙が重なった
花火がキラリ
涙で霞みすぎて歪んだ形
隣にいたはずのあなた笑顔を
この儚すぎる花に例えて泣き崩れた
舞い上がる花火の色が忘れられない
幸せだった2人の思い出が忘れられない―…
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