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蜃気楼
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作詞 なた |
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夏ももう終わる頃 私を苦しめた
濡れた手は愛を 殺してしまう
溢れてく水溜り 私を歪めてた
なでた手は過去に 置いてきて
静かな足音
風に舞う花に全てを任せて
貴方を抱いた夢から醒めて
月明かりさえ死んでしまった
見開いた目を凝らして見ては
離れはしない 蜃気楼だけ
秋ももう過ぎる頃 貴方に触れていた
指を切って愛を 確かめ合う
冷えた頬雨の中 貴方を抱きしめた
なでた髪明日を 追い抜いて
わずかな木漏れ日
夢を見る草に涙を堪えて
そうしていつか笑顔も消えて
嘆く言葉も薄れてしまい
見開いた目を優しく閉ざす
まぶたの裏に 優しい笑顔
恵みの言葉も 涙の懺悔も
そばにあるよと誰かに囁き
そうしていつか笑顔も消えて
嘆く言葉も薄れてしまい
見開いた目を凝らして見ては
離れはしない 蜃気楼だけ
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