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夜行列車
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作詞 春姫 |
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いったい何人の人に 声をかけられたのだろう?
大きな荷物を抱えて にぎわう町を抜け出すんだ
改札口の前で 少し振り返り
暖かい光を背に 僕は歩き出した
鳴り響くベルの音が 待ち遠しくて
時計をチラチラ 見てしまうよ
何かをしてないと落ち着かない
こんなドキドキは どれほど久しぶりなのだろう
君の手紙を手に 夜の丘を越えるよ
明かりは少なくなり 僕を照らすのは
ひとつの月と たくさんの星だけ
すぐに行く事はできないけれど
ゆっくり時間をかけて行くよ
この夜を僕がどれほど待っていたか 君は知っているかな?
君の悲しみも 孤独も 涙も
もう流れたりはしない
僕が優しくすくい上げるよ
もう独りに したりはしない
逢いに行くよ 今すぐ行くよ
光ほど早かないけど 亀より早くはいくよ
音ほど早くは伝わらないけど 流れ星の様に気持ちを伝えるよ
僕らが一緒になる時を知ってるのは この列車だけなのかもしれないね
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