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卒業
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| 作詞 ゆえ♪ |
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“卒業”って。寂しいけど、いい事だと思ってた。 だって巣立てるんだもん。
あなたに出会ってから卒業は・・・今まで当たり前のように聞いていたあの特長のある声が聞けなくなってしまうことだと思った。今まで当たり前のように見ていたあの笑顔がもう見られなくなってしまうことだと思った。楽器のあたたかい音も。幸せそうな笑い声も。ジャージ姿も。制服姿も。あの優しい目も・・・・・。全てが私の前からなくなってしまうことだと思った。
・・・そんなの悲しすぎるよ・・・。
・・・そんなのつらすぎるよ・・・・・。・・・でもね。
あなたがその“卒業”を“いいこと”だと思ってるなら、私の“いやなこと”だけど・・・精一杯の笑顔であなたを見送りたい。涙が出ちゃうかもしれない。でも、あなたのために・・・そして私のために・・・。あなたを笑顔で見送りたい。別れる最後の一瞬まであなたの笑顔が見たいから。あなたが卒業した後私に残るのはあなたとの思い出だけ・・・。何も他には残らない。心にぽっかり穴があいてしまったよう。生きる支えを失ってしまったよう。・・・でもね。あなたに出会ったから私が変わった。あなたがいたから今の私がいるの。ありがとうもさようならもいわないけど、これだけは言っておきたい。聞いてくれる？
・・・・・・・・あなたの事、大好きだよ・・・・・・。
・・・卒業は・・・案外“いいこと”なのかもしれないと思った。
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