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黒い靴
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作詞 KK |
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それは僕の靴だった 底には名前もある
どこかで脱ぎ捨てた 薄汚れた白い靴
よって僕は裸足だ 何にもはいてない
よく見ると 傷だらけだ 今更だが 痛い
だけど ああ 良かった もう目の前が茨の道だ
入る前に気づいてよかった 足下を見たのは 正解だ
「これからまた 世話になるよ 忘れていてごめんな」
しかし遅かった 靴は小さくなっていた 僕を支えられなくなっていた
やっと会えたのに 靴はもう履けないんだ
うなだれてポケットに手を入れた その瞬間生まれた希望の光
それは僕の靴だった 底には名前もあった
でも履けないものはしかたねぇ 僕は靴屋さんに急いだ
「今度は黒にしよう」
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