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友達、ともだち、トモダチ。
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作詞 かわら |
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授業がだるいって 君はどっかと座り込んだ
教室の外のベランダ ここはいつも君の指定席
チャイムが響いても 君は戻ってこなかった
先生が気付いても 何食わぬ顔でサボってた
「クーラーが苦手だった」なんて 下手な言い訳して
指導室から戻った君は 笑ってこう言ったね
「お前気付いた?今日の空、雲がメッチャきれいだったぞ!」
予想もしない答えに 僕はあっけにとられて
いいから見てみろと 君が指差した空は
うろこ雲が風になびいて 綺麗な模様描いてた
次からの授業は 君も一緒に出てたね
前から2番目の席で 豪快に寝てたけど
放課後君は音愛部へ 僕を連れてって
ギターで練習した曲 聞かせてくれたね
カッコつけてて 不良ぶってて でもホントはロマンチストで
無邪気な笑顔で笑えて 泣ける話に弱くて
変にアツくて 短気で 女好きで
そんな君だけがこの僕の 誇りに思えるトモダチ
たった一度 一度だけ君と ケンカしたとき
君は僕を殴り飛ばして そしてすぐ僕に謝ったね
口に出すのもハズかしい 君のそのときの言葉に
実は結構感動してたなんて言ったら 君はどう思うかなぁ?
「・・・ワリィ。でも俺ぁ、トモダチしか殴らねぇぞ
お前はいつでもトモダチだから、俺はお前をいつでも殴るからな」
君は悲しそうな目で 僕にこういったんだよね
カッコつけてて 不良ぶってて でもホントはロマンチストで
無邪気な笑顔で笑えて 泣ける話に弱くて
変にアツくて 短気で 女好きで
そんな君だけがこの僕の 誇りに思えるトモダチ
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