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黄昏に歌う天使
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作詞 椎名霞 |
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飽和していく街で僕は一人でたちすくんでる
黄昏に歌う天使はほら輝きを取り戻そうとする
七色のピアスさえ僕らの街じゃ輝きはしない
振り回された挙句僕の天使は綺麗に落下してく
説明できるよ 君の行動からすべてを
大胆不敵に笑う君をうとましく思う
誰かが呼んでいる僕をこの街で
散らばったパズルだってすぐに作り直す事が出来る
無謀な天使奪回に僕は手をそめる
君がいたあの夜から僕は計画してる気がするよ
海にもあらわれそうな僕の天使は君色じゃなく
ウミネコの巣で笑ってた僕と君はいつかはいつかは
帰り道の途中で僕は大声で君の名前を呼ぶ
振り返ると誰もいなくて幻に遊ばれた僕だった
涙はでないよ 「切り札は君を好きじゃなかった」
別に一人でも イメトレはできるからいいよ
天使は舞い降りたあの日の地平線に
限りないアスファルトだって僕色にそまるはずさ
背中あわせの夜呼吸を数えたね
偽りのない太陽に何度も僕は遊ばれたね
光り輝く街で僕は一人で夜を数える
ときめきの夜にだって僕はいらついて目を閉じて空回り
掴めない天使の羽根僕は一人で蝶々を追って
黄昏に歌う天使だけに教えちゃう真夏の悪戯
壊れ始めてた あの日からすべてが怖い
革命騒ぎも 僕にとってはただの夜明け
逃げてく僕の声 天使に遊ばれた
気づけばいつも独りだって君に言われて気づいたね
同情の一歩手前君の夜に告白したね
寒すぎた夜にだって僕は同情なんてしないはずさ
凍りつく町並みの中で君を噛み締めた
ありがちな景色だって白のキャンパスよりはましなはずさ
航海の途中で僕は天使に魅せられて
興奮から黄昏だってただの思い出に変わるよ
僕らの景色 君達の街で
まだらな波で とらわれた奮闘記
壊れそうなこの街は 僕を独りにさせてよろこぶ
君とみて景色だって僕にすりゃただの夜明けに変わる
黄昏に歌う天使 君はすべてをそいつに任せ
後悔しても君はなお綺麗になったらどうしよう?
独りきりに部屋でなにかが代わる静寂だらけ
黄昏に歌う天使はほらこの町で今もまた遊んでる
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