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雨
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作詞 四季の風 |
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傘をささずに
ベンチに座っていた
濡れていたかった
ただひたすらに
濡れていたかった
君を好きでいた気持を
洗い流したかったのかもしれない
君との想い出を
拭い去りたかったのかもしれない
ただ濡れていたかった
何も考えずにただひたすら
雨に濡れていたかった
何をしないで
ベンチに座っていた
誤魔化したかった
ただひたすらに
誤魔化したかった
まだ君を好きでいるのを
覆い隠したかったのかもしれない
こんな弱い自分を
溶かしたかったのかもしれない
ただ誤魔化したかった
どうしようもなく溢れ出る涙を
雨で誤魔化したかった
雨はとても冷たかった
それがどうしよもなく
悲しかった
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