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飢えた愛
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作詞 琥珀 |
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ある日突然 世界が変わってしまった
見るもの 聞くもの 感じるもの全てが変化したの
綺麗だった世界の色が全てくすんだモノクロ
せめてセピア色だったならまだよかったものを
貴方は曖昧な人 いつも私を振り回しては 振り回されたがる
私が追いつけない事くらい位知ってる癖に
それでも貴方は先を歩くの
私はそれでも貴方に追いつくようにいつも目を閉じて走るしかなくて
気が付いたら 私の脚は泥と血塗れていて
そんな事も気付かない貴方
予測していた 終わりは突然やってきて
貴方の肌に 触る事は出来なくなった
傷だらけの私は それでも貴方を求めて彷徨うしかなくて
傷は塞がる事無く 絶えず血を流したまま
貴方は残酷な人 いつも傷つけるだけ 私を傷つけておいて
私が貴方無しではもう生きられない位知ってる癖に
それでも貴方は私を置いて行くの
私がもう走れないと歩けないと訴えているのを解っていながら貴方は
気が付いたら 私の身体は動かなくなってた
それすらも気にしない貴方
私の脚はもう走れない 私の手はもう貴方に触れられない
血を流し 貴方を欲しているというのに
そして貴方は悪戯にまた私を走らせようとする
そうして 無様な私はまた動くの
今度は身体が冷たくなるまで
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