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悪魔【恋】物語
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作詞 ◇綾乃◇ |
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俺はしては行けないことをした
『ヒメサマニコイヲシタ』
絶対許されないことだった 絶対に―――
いつものようにしていた 悪役の仕事を
勇者に殺されてしまう役を―――
そして 勇者は姫と結ばれる
よくある話の 悪役だったんだ 俺は
悪魔=殺される悪い奴 勇者=かっこいい奴
こんな設定よくあることだった
もう慣れている設定だった 俺はいつも悪役だから
子供達からいい目で見られたことがない
「悪役なんて・・・」「悪役が・・・」
そして 聞くだけ聞いたら 俺はやられれる
いつもの事だったんだ!!!!
でも 姫と別れたくなくなった
無理だって分かってた でも
なぜか 別れたくなくなっていた
姫への訳の分からない感情が 爆発していた
話の最初に出会ったんだ そこから感じていた
訳の分からない感情が 俺の心に現れた
初めてだった 何が起こったのか
分からなかった・・・・
中頃から だんだん感情はふくれあがっていた
おさえれなくなった 姫への感情
分からない 何が起こっていたんだろう
そして 分からないまま来てしまったんだ
やられるときが―――そしてやられたんだ
もう会えなくなった
最後まで分からなかった なぜか涙が出てきた
姫と別れる事なんて いままでたくさん会った
でも 泣いたこと無かった でも・・・
会いたくなった 別れたくなかった
この気持ち―――このまま消したくなかった
きっと俺が消えたら この気持ち―――
消えちゃうのか? なんの感情かも分からずに―――
【そして 勇者は悪魔を倒して、
姫さまと幸せに暮らしました。】
「ねぇ? お母さん?
どうして悪魔さんが死んじゃうの?
悪魔さんは姫様に
恋してたんだよ?」
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