|
|
|
Raining
|
作詞 哀桜 |
|
冷たい雨 硝子の上を滑り消えてゆく
柔らかに閉ざした君の唇が妙に愛しくて
何が言いたいの 何をためらうの
傷つけあうと知りながら離れない心
ぶつかれない 手を握り合って遠くにもいけない
帰る道を失いながら 君と二人で傷を舐め合う
覆い被さる闇は 世界を隠して
優しく僕らを照らしながら 涙が降ってくるよ
君に傷をつけてもいいの?
ひとつになりたい 何があっても離れられないように
想いを注いで隙間なく愛でいっぱいにしたい
どうしてなにもできないの
すべて欲しがるのは 愛とは違うと 誰かが言うけど
今の僕には なにも聞こえない
傷つけあいながら 寄り添う心
確かにあるのは繋いだ片手のぬくもりだけ
混ざりあえない悲しみを隣にして
今日も果てなき路を二人でゆく
|
|
|