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迷子の操り人形〜箱庭の楽園〜
作詞 天月 秋穂
 深碧の衣は麻衣 白い肌は陶器
 蒼い瞳は硝子玉 漆黒の髪は絹糸

 粗末な麻糸で支えられただけの
 細い身体は 脆くて酷く頼りない

 透き通る瞳に映るのは 森の湖の畔

 君は誰? 何処から来たの?
 クスクスと笑いさざめくのは
 森の妖精 小さな森の守人

 人形の少女は 首を少し傾げるだけ

 ねえ、君は何処に行きたい?
 妖精は右手に 細い小枝を
 左手には 綺麗な珠を持って

 人形の少女は こくりと小さく頷く

 ここは 私の居るべき場所じゃない
 だから 私の元いた場所に帰りたい

 あの 狭くても賑やかな
 屋根裏の おもちゃ箱の中

 でも帰れない もうあれから
 すべてが捨てられてしまったから

 ここは おもちゃの楽園
 誰かに 捨てられた物が
 最後に辿り着く 神の箱庭

 妖精が クスクスと笑いさざめく

 ねえ 一緒に遊ぼうよ
 ここには 何でもあるんだから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 迷子の操り人形〜箱庭の楽園〜
公開日 2004/06/17
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コメント  子供の頃に遊んだおもちゃを大切にしまっておきますか? それとも、捨ててしまいますか?
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