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残骸
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作詞 kanaco |
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掌からこぼれ落ちた残骸を拾い集め
元のカタチに戻したいけれど
一度こぼれ落ちたものは
ヒビが入ってくっつかないよ
泣きじゃくりながら 叫びながら
残骸を拾い集めるけれど
またすぐに 掌からこぼれ落ちていくの
誰かに手伝ってと泣き叫んでも
あたしのその声は誰にも届かなくて
誰かに助けてと泣き叫んでも
あたしの声は闇に消えていく
掌からこぼれ落ちた残骸を
見つめる度に
あたしは力なく微笑んで
それからさめざめと泣くの
掌からこぼれ落ちた残骸の欠片一つに
何処かに忘れてきた気持ちが映っていた
一度忘れた気持ちは
もう取り戻す事は出来ないの?
泣きじゃくりながら 叫びながら
残骸を拾い集めるけれど
またすぐに 掌からこぼれ落ちていくの
誰かに手伝ってと泣き叫んでも
あたしのその声は誰にも届かなくて
誰かに助けてと泣き叫んでも
あたしの声は闇に消えていく
これは報い?
何処かに忘れてきた気持ちを そのまま
放置していた報い?
掌からこぼれ落ちた残骸を拾い集め
元のカタチに戻したいけれど
残骸の欠片一つ一つは
もう朽ち果てて使い物にならない
あたしの叫びも 誰にも届かず
深い闇へと吸い込まれ 消えていくでしょう
掌からこぼれ落ちた残骸は
あたしそのもので
朽ち果てて
もう使い物にならないのでしょう
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