|
 |
|
幸せ巡り
|
| 作詞 雪原 |
|
今日もさほど変わらない街を歩きながら 故郷の聖水を思う
ほんの欠片の幸せも見ることが出来なかった 愛する故郷を
でも そういう環境で育ったこと 私は後悔してません
些細な幸せで満足できるほど 余裕は無いし
100万ドルの笑顔じゃ 人は暮らしていけない
綺麗に生きるには 不器用すぎるから
私なりに 綺麗なものにしていきます
ささやかな幸せも 平凡な生活にも
退屈に思えるときがある
見苦しくても 精一杯生きる命を
大切にしたいから
雑踏をするりと抜けた先には 子供の頃見たあの風鈴
縁日には帰るよと言ったはずなのに 今更思い出す
でも 私がいつも故郷を忘れなかったことは どうぞお忘れなく
美しい風景を照らすはずの太陽も この街では
仮面の下の顔は映せず 人の欲も育ってはいくが
この錆びれた街にも 美しい風景があると
探してみれば 案外 悪くも無い
見据える月も 居座る星も
私の夜には必要ない
それでも小さい私を 見つけることは出来ない
頑張る私も 夢見る私も
全てが私の一部だから
全てをひっくるめて 幸せになってみせます
幸せになってみせます
|
|
|
