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〜シビト〜
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作詞 SHOトロ |
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町の中にあてもなく歩いている僕がいる
周りの人は誰も僕が誰かなんて気付かない
どこも客引きの人や自分が作った歌を歌って
みんなが好きな事している 僕はただ歩いているだけ
あの信号が青になったから渡るよ
通り過ぎる人たちは何故か必要以上に僕にぶつかってくる
当たった痛みは全くないけれど
何故だろ?どこかおかしい
叫ぶように人に声を掛けてみても
振り返りもしない 僕自身に気付かない
ベンチに座る 目の前には鳩が集まってる
餌も持たずにただ眺めている 鳩は動かないまま
歩き出していく 鳩が群がる場所に
そこに着いてやっと気付いた 鳩に触れることが出来ない
不意に僕に向かってくる 予感と言う矢が・・
そして突き刺さった時には予感は的中してた
僕はどうしたんだろう?もしかして生きてない?
何故だろ?涙も出てこない
悲しすぎて破裂しちゃうくらい
辛いはずなのに・・でも何故? 辛くない・・
そんなの信じない そんなの嘘だって
そうだろ?だって僕はここにいる
でも何でこんなに現実から遠くに思えてくるんだ・・
僕は何処にいる?ただ走っていく
僕の住んでいた場所へ
たどり着いた先に目にしたのは
泣きじゃくる親の顔・・
とても静かな自分の顔・・
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