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a day
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作詞 kanaco |
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いつもと変わらない朝だった
窓を開けると冬の訪れの匂いがした
いつもと変わらない町並みだった
雑踏の中、あたしは君の姿を探していた
いつもと同じ時間になるはずだった
君の笑顔に包まれるはずだった
いつもと変わらない青い空が見えるはずだった
涙で青い空が灰色に染まった
気付いていた なんとなく
気付かない振りをしていたのは
壊れる事を恐れていたから
何も聞こえなかった
全ての音が耳元から消えた
君の唇の動きで
終わりなのだと解った
いつもと変わらないはずの夕暮れだった
暗闇に街が染まるのが早かった
冬が近いから?
それともあたしの心がそう見せた?
気付いていた なんとなく
気付かない振りをしていたのは
何処かで違うと思っていたから
何も聞こえなかった
全ての音が耳元から消えた
君の唇の動きで
終わりなのだと解った
いつもと変わらない街並だった
あたしが独りになったことを除けば
いつもと変わらない夜空になるはずだった
凍てついた空が寒さを増した
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