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こいんのうら
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作詞 春夏秋冬あひる |
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1本ペンを回すと ちょっと得意になる
かるく蹴った石が どこまでも遠くに転がった
3階の窓から空を見ると 外で観るより大きくなるんだ
そっと小屋を覗き込むと いきなり噛まれる怖れもあるよ
そのまま小さくなりたかった
そのまま大きくなりたかった
何も知らずに 変らずに
ただ大きくなりたくはなかった
ただ小さくなりたくなかった
何も知らずに 変われずに
キリのような雨が降って ケシゴムの代わりに消してって
トイレットペーパーを巻きながら かなりの数を数えてみたり
油性のマジックで描いてたのは 何でもない事ばっかで
5本指でコブシを握り 何をしたのか覚えてないよ
そのまま大きくなりたかった
そのまま小さくなりたかった
何も知らせず 変わらさず
ただ小さくなりたくはなかった
ただ大きくなりたくなかった
何も知らせず 変わらせず
殴り書きした未来予想図 あの頃に捨てたんだっけか
ケツの先から伸びるコードは 絡まって感電寸前
薄っぺらい事典を抱えれば 世の中を悟れると思ってた
トベナイトリっていったら ペンギンよりはダチョウかよ
そのままの自分でいたかった
そのままのコドモでいたかった
何もできずに させられず
ただオトナになりたくはなかった
ただコノママでいたくなかった
何もやらずに うごかさず
そのまま小さくなりたくなかった
そのままコドモでいたくなかった
何でも見てるだけ 触るだけの
ただオトナになりたかった
ただ大きくなりたかった
何でも話せる どこにでもいける
そのまま小さくなりたかった
そのまま大きくなりたかった
何も知らずに 変わらずに
ただオトナにはなりたくなかった
ただコドモでいたくなかった
何も知らずに 変われずに
一体ボクは何をしたいんだろう…?
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