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路 -miti-
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作詞 音奏 拓斗 |
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旅立ちの日はあまりにも唐突すぎて
確かな希望さえも 持つ暇が無くて
ぼろぼろの橋を命綱無しで渡ることが
少し生きている感じがした
昆虫採集も もう子供の遊び
懐かしい日々を過ごす日も近くないと自分で予言してる
最後の別れだって 涙なんて流さないって
君に 誓った
僕らの知らないところに 世界は広がってる
それを阻む壁を 今 僕たちは壊そうとしてる
檻に入れられた鳥は 飛ぶことさえも願うことが無くなって
広い海を知らない水槽の中の魚は ずっとこのままだと信じてる
変化の無い砂漠に 雨が降っても きっと誰も気付きはしない
ただ 存在を確かめたいだけ
君に教えることのできなかった歌が
やっと報われる この刹那を感じたい
からからに乾いた喉を潤すのは オアシスにある最後の水
出来るなら自分より君へ
霧に包まれた 不気味な道
心の迷宮(ダンジョン)から 未だ抜け出せていないなんて
情けない自分に最後のケリをつけるよと
君に 誓った
僕らの知らないところで 世界は広がってる
それを阻む敵を 今 僕たちは倒そうとしてる
檻に入れられた猛獣は いつか諦めの唄を歌いだし
矛盾を過ぎた理不尽にも 反抗の意思さえ示さなくなる
精一杯の抵抗に 通りすがる人々は 目線さえ合わすことは無い
ただ 存在しないように
僕らの知らないところに 世界は広がってる
それを阻む壁を 今 僕たちは壊そうとしてる
檻に入れられた鳥は 飛ぶことさえも願うことが無くなって
広い海を知らない水槽の中の魚は ずっとこのままだと信じてる
変化の無い砂漠に 雨が降っても きっと誰も気付きはしない
ただ 存在を確かめたいだけ
僕らの知らないところに 世界は広がってる
それを阻む壁を 今 僕たちは壊そうとしてる
知らないところは 自分の後ろにあるかもしれない
阻もうとしてる壁は 無意識に避けているかもしれない
ただ、空をかく拳に 意味が無いと笑うオトナを睨んで
自分に意味有る拳に そっと優しく微笑めばいい
知らないところは いろいろなところに転がってる
全てを知ろうとは思わないで
ただ ゆっくり 進んでいけばいいさ
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