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深海魚
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作詞 shingo |
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太陽の光も届く事のない深海で
ただ一人彷徨って歩き続けてたけど
もはや行く当ても無くて泣く事しか出来なかった
その涙が深海の雪となって
ほんの少し輝いていた
もうこのまま暗闇で寂しく逝ってしまうのかな
そう想っていたら突然身体が浮いて
見た事も無いまぶしい光に包まれた
そしてその光の先には君がいた
君に引き上げられて僕は光手に入れた
最初はなれなくてちょっと戸惑っていたけど
君が一番の僕の居場所になれると想った
でもなんか変な気分で一杯で
今にも身体が破裂しそう
これでやっと楽になれるかと想っていたのに
今度は恋という息苦しさが僕を襲う
見た事も無い心の闇が僕を包んで
君という光をかき消してしまった
それからは君から嫌がられて
気づけば君の隣に別の魚(ひと)
もう僕の周りに光なんて何処にも無かった
そして僕はまた暗闇に還っていった
もうこのまま暗闇で寂しく逝ってしまおうか
そう想ってるのが僕にとっての幸せな事
見た事も無い悲しい闇に包まれた
僕は哀れな一匹(ひとり)の深海魚
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