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irony
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作詞 kou☆ |
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いつも起きるとこう思う
外がもっとあかるければいいのにと
俺たちは今開けられないままの缶詰の中
あぁもうすぐで
賞味期限まで切れそうだ
缶きりにも満たない伸びた爪
で引っ掻くが
痛くてどうもたまらねぇ はぁ
この痛みがわかるだろうか
なぁ外はどうせ俺より暗い場所なんだろ?
汚れた手で缶をさわるんじゃねぇよ
俺たちはあんたらの餌にはならないぜ
なんて起きたらそう思う
ある夜俺はこう思う
いつになれば目が眩むような眩しい光
を拝めるのかと
だけど今は見なくてもいいかななんて思う
いつかなんて保証されないよりも期限があったほうが
楽かなんてね
でもなぜか自分に言い聞かせてないかなんて思う
夢や希望なんて捨てれるわけねぇだろ?
いつか人に媚び売って頭を下げるときもくるだろう
だけどいつか俺たちサングラスなしの生活ができないくらいになってやろう
なんていいながら諦めずに痛みに耐えて引っ掻いている
人の手なんか借りずに内側から硬い壁をこじ開けるのさ
だけどその時初めてわかったよ
痛いのは自分の心だったんだ
人を信じれないのが悲しいなんて初めて思った
夢を追いかけながら人をわかりたいなんて
よくばりかなぁ
なんてある夜そう思った
明日の朝はこの気持ちでいられるだろうか
明日の朝はこの中から開けてもらえるかな
なんて思いながら夜にふける もどかしい自分へのirony
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