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花火が消えた
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作詞 学蔵 |
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花火が消えたあとなんだか空しくて
ふいに僕は横を見てしまった
いつかそこにあった面影を思い出す
強く強く生きていくんだと
今は顔を上げて歩くけど
なぜか僕はサンダルでつまづいた
新しい日を歩く僕に吹きつける風は
あの日から流れてきた同じような匂いで
遠くなる記憶をつなぐ情景と思い出は
花火とともに綺麗に消えていく
夏の風には思い出がいくつも重なって
いつかも僕は同じ事を言ってた
そして今を見つめて歩いていくんだと
今日は朝までここにいよう
潮風に抱かれ顔を伏せずにいよう
そして朝日が昇りだす
もう少しとあと少しと我慢していた
僕が離した夢は今誰が離さずにいるのか
遠くなる思い出 砂浜を駆け抜けて今
波音だけが囁いている
新しい日を歩く僕に吹きつける風は
あの日から流れてきた同じような匂いで
遠くなる記憶をつなぐ情景と思い出の
二人はもう見えない
もう少しとあと少しと繰り返しながら
僕が離した夢は今誰が抱きしめているのか
昇りだす朝日に瞳を少しつむってまた
潮風とともに強く走り出した
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